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2007年 08月 21日
道東の百名山 斜里岳へ
 遽しく朝食を済ませ新築の清岳荘を出発、20分ほどで登山口(旧清岳荘跡)に着きます。マタタビが小指の爪ほどに生っている登山道に入るとすぐに一の沢川に沿っての沢歩きとなり、森に囲われた緩やかな河原歩きは気持ちが良い。足もとに慣れてくると登山道脇の花にも目が行くが8月下旬では種類が少ない、咲き遅れたハイオトギリ、岩場にダイモンジソウが顔を出す。1時間近くで”下二股”(6合目)に着き休憩を取る、
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◆暑さを忘れさせてくれる清流沿いを行きます

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◆右へ左へと何度も渡渉を繰り返して

 ”下二股”を過ぎると急な登りとなり、川は岩肌を滑り落ち、滝の連続となる、その川縁を迂回し、滑りそうな川床を歩き、時には渡渉し、ロープにつかまり、ワイルドにぐいぐいと高度を上げていきます。
この沢登りは変化に富んで、沢筋に涼しい風が吹き距離の長さを忘れさせます。湿気たっぷりの岩肌にはダイモンジソウがびっしりと咲いて暗い上にわずかな風で揺れていてシャッターチャンスがなかなか有りません、やがて新道との分岐の”上二股”に着きます(撮影含んで2時間)
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◆下二股を過ぎると滝が連続する(三重の滝)

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◆川床が赤っぽい滑滝

 登り始めると沢の水は伏流水になったのか無くなり、此処から山頂下の”馬の背”へは沢を外れ歩きやすくなるが標高200mほどの登りにあえいでいると”9合目、胸突八丁”の標識が現れます。見上げると急なガレ場の先に馬の背の稜線が見えます。裸地の”馬の背”に上がると帽子が飛ばされる強い風が吹いていて馬の背の向こう側にオホーツク海や知床へ続く山々が望まれます。
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◆大きな滝を前に左から巻いてクリヤー

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◆急な川沿いをぐんぐん高度を上げます

 山頂は70mほどの真上のピークの横に斜里岳の山頂が見えます。先ず手前のピークを登りきると祠のあるピークです、此処で安全を願って本峰へ向います。ガレ場に紫のキキョウと黄色の花が咲いているが遠くて分らない、頂上近くに密生して咲いているウメバチソウを横目に山頂に飛び出す、ヤッター!と云うところだ?!。後半きつかった山頂での仲間とのハイタッチに嬉しさが溢れていた。
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◆風と飛沫が心地よい

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◆この渓流を登りきると上二股だ

 山頂からの眺望は多少霞んではいたものの、北に斜里町とオホーツク海、知床の山々、更に国後の爺々岳が霞んでいる、その右に中標津近くの連山、南に摩周湖、屈斜路湖、西側は霞が強く眺望が悪かった。降りは”上二又”から”下二股”まで長い長い新道を降り、登りと同じj時間がかかった。
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◆馬の背上の祠ピークから見た斜里岳山頂

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◆山頂から、祠ピーク・裸地の馬の背・その上に南斜里岳がみえる

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◆山頂にて、背景に知床の山、ウラジロナナカマドの実が色づいていた。
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by sdezaki | 2007-08-21 14:26 | ゆったり山歩 | Comments(4)
2007年 08月 20日
斜里岳に咲く
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◆ダイモンジソウ

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◆ダイモンジソウ

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◆タカネトウチソウ

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◆ウメバチソウ

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◆チシマヒョウタンボク

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◆コケモモ
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by sdezaki | 2007-08-20 14:20 | 花 & 実 | Comments(0)
2007年 08月 01日
大三元コースを一泊登山(赤岳・白雲岳・緑岳)-1
2007/7/31~8/1
春よし、夏よし、秋も又よし。大雪の雄大さを教えてもらった赤岳だから赤岳登山は何度行っても愉しい。”シニアのゆったり登山”にピッタリの小屋泊をして高山植物を愛でながら、朝焼け夕焼けの雄大な景色を見ようと云う事だそうだ。そうは言ってもおじさんは重い荷物を背負って小屋泊などしたことが無いのだ、どうなることやら・・・。 (ザックの重さにビビッて今日の撮影はコンパクトデジにしてみた。)

銀泉台~赤岳~白雲岳避難小屋 (1日目)
極力減らした荷物だが何時もの倍近い重さを背負って10:30素晴らしい天気の銀泉台を10名で出発する。休憩を入れて1時間15分第2花園に着く、残雪はたっぷり有って解けるのを待っていた様に端から春と夏の花々が入り混じって山肌に続いて咲いている。花と風景に気が紛れ、ザックの重さにも慣れ、たいして気にならなくなっていた。
コマクサ平手前の沼”神の田圃”
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駒草平に着くとちょうど12時になってコマクサを観賞しながらの昼食にする。腹が減ったことよりもザックの重さが減って一石二鳥の昼食が嬉しい。昼食が終わったところで、何時も全員におやつを担いできてくれるWさんから何と全員に甘い甘いみかんを頂く、重かったでしょう!Wさん何時も有難う御座います。

第三雪渓に向って・
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立ち上がり見上げると急な第3雪渓の上に第4雪渓と続きその上に赤岳への稜線が見えている、第3雪渓は急で長い、ロープで区切られた登山道の外側はチングルマ・ツガザクラを初め春の花が切れ目なく咲いているので気がまぎれる、此処を登りきって一息つける東平(ひがしだいら)にでた。

登山道脇を飾る春の花
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呼吸を整えながら第4雪渓下に着きこれからの急登に備えて休憩していると20名ほどの若者が雪渓上部に現れはしゃぎながら滑り降りてくる。走り出し止らなくなりゴロゴロと転倒したり、尻すべりで降りてくる。近くに来た若者を見るとなんと、スニーカー履きだった。若者を横目に最後の急登を登り始めた。重い荷物と続く急登で疲れが足に来ている仲間も出てきたが休み休み登りきった。
雪渓滑りを愉しむ若者たち
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雪渓脇に瑞々しいキバナシャクナゲ
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最後の急登、第4雪渓はもう少し
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登りが緩やかになると赤岳は直ぐそこだ。背丈の低いエゾツツジ・キバナシオガマ・が現れやがて北鎮岳の鳥の雪渓が見え赤岳山頂に着いた。景色を愉しむ間もなくガスがかかって風も強くなり半そででは肌寒い、集合写真を撮って白雲岳分岐から白雲岳避難小屋へ向うと、ガスが濃くなりまわりの眺望は全く利かない。そんな中でも瑞々しい紫のイワギキョウやムカゴトラノオを慣れないコンパクトデジカメに収めながら歩くのです。

エゾツツジ
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ムカゴトラノオ
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チシマギキョウ
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白雲分岐より避難小屋へ向け降っていきます、15分ほどで丘の上に建つ避難小屋がガスの中に確認できた。15:00到着気温が下がりかなり寒くなってきた、今日の散策は止めにして早々に夕食の支度をして今日の行動は終了にした。

クモマユキノシタ
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新鮮な大きなイワブクロがみごと!
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by sdezaki | 2007-08-01 14:43 | ゆったり山歩 | Comments(1)
2007年 08月 01日
大三元コースを一泊登山(赤岳・白雲岳・緑岳)-2
(大三元はマージャンをする人ならピンときたと思いますが、上がり手の種類です)

2007/7/31~8/1
 白雲岳避難小屋~白雲岳~避難小屋~緑岳~高原温泉 (2日目)
昨夜の濃い霧と夜中の強い風音から天気が悪い時は高原温泉へ早々に下山するつもりでいた。4時前に起きだした仲間が「トムラウシが見えているよ!」と皆を起こし始めた。寒い中カメラを持って表へ出てみた、薄明るい空に少し霞んだ月が輝いており、雄大な山塊の中央に特徴あるトムラウシ山が黒々と聳えているのです。振り返ると朝焼けの雲が刻々と形を変えていきます。暫くして朝日が昇ってくると連なる山々の夜明けです。
トムラウシに連なる山々に朝日が差し込んで・・・・
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白雲岳避難小屋の朝
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 小屋に戻りゆっくりと朝食をとった後、朝のコーヒーも済ませすっかり明るくなり、緑眩しい表へ出た。天候が快復したので予定通りカメラを持って白雲岳を往復することにした。白雲岳分岐へ登っていくと雄大な朝の風景が広がってくる、白雲山頂下の平坦なカルデラの淵を通るとヨツバシオガマの群生が見られる。ガレ場を登ると風の強い山頂へ出た。

白雲岳カルデラを行く
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早咲きのチングルマは綿毛を揺らせて・・・
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 後旭岳に広がる雪渓の縞模様に背後から差し込む陽ざしが一層印象深い光景をかもし出している。そんな風景と集合写真を撮って避難小屋へ戻った、準備を整え緑岳へ出発する頃には白雲岳辺りの空は曇りガスが駆け下りてくる。

白雲山頂よりトムラウシ山を望む
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風強い白雲岳から
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 避難小屋から雪渓を渡り標高差100mほど登り緑岳への稜線に出ると、帽子が飛ばされそうな強風が吹いていて、,緑岳山頂はコース一番の強風でした。緑岳からのガレ場下りは強烈で一気に標高差300mほどを降ります。降りながら「登りには使いたくないコースだな」と思うのです。

 ロープを伝って小さな崖を下りると、やがて緩やかな傾斜の第2お花畑・第1お花畑へと降りて行きます。チングルマ・ツガザクラ・アオノツガザクラ・エゾコザクラなど丘は花盛りとなっており、此処でお昼をとることにする、小屋でお湯を入れてきた、初めてのアルファ米の赤飯は冷えてはいたが先ず先ずの味であった。

緑岳下の第2花畑
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 第1花畑を過ぎて、もう一度標高差250mくらいの急坂を下りると高原沼温泉へ到着するのだが、最後の下りは段差が大きく膝への負担は最高となり我慢のしどころだ。やがて緩やかな道になると温泉の湯煙が見えた。やっと着いたようだ、タクシーの到着を待って3人で銀泉台へ車を取りに往復した、以外に距離があり凡そ30Km、往復1:30掛かった。露天風呂のある高原温泉で汗を流し全員無事に18:30帰札できた。
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by sdezaki | 2007-08-01 12:25 | ゆったり山歩 | Comments(6)
2007年 08月 01日
赤岳・白雲岳・緑岳 2日目の花々
キバナシオガマ
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チシマギキョウ
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チシマクモマグサ
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ホソバウルップソウ
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第2花畑のアオノツガザクラ
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チングルマ
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エゾノツガザクラ
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by sdezaki | 2007-08-01 12:14 | 花 & 実 | Comments(3)